中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第14回)

こんばんは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

 

宮島には厳島神社以外にも観光スポットがいくつか存在。例えば「宮島水族館みやじマリン」でスナメリと戯れたり、「紅葉谷公園」で紅葉を楽しみながらもみじ饅頭を食べたり、宮島ロープウェーや徒歩で標高535mの「弥山(みせん)」を登山したりできます。さて限られた時間でどこに行こう?


そんな時たまたま発見したのが、宮島の古民家をリノベーションした「北大路魯山人美術館」。なぜこんな所に?と思いましたが、これはきっと納豆の縁だな。暫し芸術に触れてみることに。

2023/10/27(5日目) 宮島散策


ショーウインドウの中に所狭しと並べられた器の数々を鑑賞します。

美食家であると同時に陶芸家であった北大路魯山人。織部(美濃)焼、備前焼、信楽焼、瀬戸焼、萩焼、etc. どの器もどんな料理でも盛付け次第で最大限に引き立てると自負していたそうです。

どの器が自分の好みか? 鑑賞しながら自分の感性にずっと問いかけていましたね。

備前焼や萩焼のようなシンプルで素朴な感じの器が好みかもしれません。

著名な芸術家の作品は、流石に値が張りますねぇ。

漫画・美味しんぼに出てくる海原雄山は、北大路魯山人がモチーフらしいです。

満足して美術館を出た後は昼食タイム。折角なのでご当地グルメが食べたい。

ここは郷土料理のあなごめしを注文。調味料もタレも掛っていない白焼きだが、出汁は効いている。上品な味わい。

食後にはお抹茶も堪能。器を眺めつつじっくり味わい、心を整えます。

厳島神社へと戻ると、先程と様子がちょっと違う。

どうやら潮が引いて境内の地面が露出したようです。

さらに潮が引くと大鳥居まで歩いて向かうことができるようになります。ただ今回は時間が足りない。残念。

この旅で唯一の土砂降りに遭遇。屋根のある商店街へと一旦避難しました。


雨が弱まるのを待つ合間に焼き牡蠣と生ビール。昼間からホロ酔い贅沢な時間。ノロウイルスはちょっと怖いけど牡蠣は大好きですね。

宮島の定番土産と言えばしゃもじ。宮島杓文字と言われ、広島の港から戦地へ向かう兵士が必勝祈願として購入したと言われています。 ⇒敵を召し取るという意味があり縁起物だった。


雨が落ち着いてきた所で宮島桟橋まで戻ります。もう少し楽しみたかったなー。

再びフェリーに乗って本州へ。

(35本目)山陽本線 227系0番台

電車に乗りもっと西へ。さらば広島。そして旅の舞台は山口へと移ります。第15回へ続きます。

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