ムクドリの習性について調べてみたので。

おはようございます。カメさんです。
昨日の夕方、炊飯器を買った帰りの出来事。

家路の途中、遠くの空に映る無数の黒い影。空中をクルクルと旋回し続ける飛翔体。その正体は『ムクドリ』の群れでした。恐らく数百~数千羽は飛んでいたと思われます。
⇒遠くから群れを観た時は、竜巻かと思った。

黄色いクチバシと足がムクドリの特徴。農作物被害の原因となる地面に潜む害虫を食べてくれる益鳥として知られています。
春~初夏の時期にムクドリは繁殖期を迎えます。ムクドリの若鳥の多くは冬を越せないと言われており、夏~秋の今の時期が一番個体数が多くなります。

明るい時間帯、ムクドリは公園や畑、田んぼで餌となる害虫を探しています。
夕暮れが近くなってくると、ムクドリは寝ぐらを求めて都市部へと集まってきます。その目的は天敵となるタカやフクロウ、カラス等から集団で身を守る為です。

集まってきたムクドリたちは、都市部の上空をしばらくの間集団で旋回飛行を続けながら周囲に危険がないか確認します。この時一羽一羽が周囲に合わせて同じ方向へ、同じ速度で、同じ距離を保って整然と飛行する様が非常に美しい。

夕暮れと共に都心部の大通り沿いの街路樹の葉に隠れるように降り立つムクドリ達。しかし集団であるが故、鳴き声による騒音や糞害による苦情も多く問題となっている。⇒自分の車にも糞を落とされた。
見沼の田んぼに囲まれつつ都市開発が進行している、さいたま新都心ならではの光景かもしれません。

(参考)サントリーの愛鳥活動HPスーモジャーナル、等。

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