アルトサックスの思い出を振り返ったので。

おはようございます。カメさんです。
最近、自分のブログを読んだと言ってくれる人が複数いて少々驚いております。あまり更新間隔を開け過ぎないよう気を付けます…。


戸田に引っ越してすぐの頃、TVで放送していたのが『ルパン三世 PARTⅣ』。これが切っ掛けで一時期大野雄二のBGMにハマってしまい、中野サンプラザで開かれたYuji Ohno & Lupintic Fiveのコンサートにも足を運びました。管楽器の生演奏はとても気持ちが良かった。


川崎駅前では今でも時折、路上ミュージシャンの姿を見掛けます。⇒管楽器を演奏している姿は映える。
ある日大宮駅東口の島村楽器の店舗でなんとなく管楽器=サックスを眺めていた時、店員の方に声を掛けられました。興味半分でしたが以前から何か一つぐらい楽器を弾けるようになりたいと密かに思っていたカメさん。勢いのままジャズサックスサロンに通うことになりました。
選んだ楽器は初心者にも優しいと言われる『アルトサックス』。音大出身の先生の御指導のおかげなのか?割と短期間で音は出るようになりました。1回僅か30分のレッスンでしたが、実際の所30分も演奏したらもうクタクタです。ちなみに月謝制で予約が取れさえすれば何回でも受講可能でした。※HPを見る限り現在はシステムが少々変わっているようです。


音が出るようになっただけでは演奏にはなりません。いくつかの課題曲(例えばエルヴィス・プレスリーのLove Me Tender、アントニオ・カルロス・ジョビンのAqua de Beber、カーペンターズの遥かなる影、etc…多数)をこなしながら指使いを覚えたり、安定して演奏するのにもう必死の一言。楽譜も当然読んで覚える必要があるのですが、まともな演奏経験が無かったカメさんにはキツかった。やはり楽器は小さい頃から始めた方が有利だと感じます。


そして一番困ったのが練習場所。自宅マンションで練習するわけにもいかず、近所のカラオケルームにサックスと譜面台を持ち込んで練習しておりました。

その後、中学時代の友人の結婚式二次会で演奏を披露しました。ソロ演奏は流石に厳しかったので、先生に演奏して頂いた伴奏をテープで流し合わせて演奏する形で凌ぎました。限られた練習時間の中で結局選んだ曲は『聖者の行進』。(本当は『FLY ME TO THE MOON』が吹きたかったのだが。その方が絶対客層にもウケただろうに…。)

しかし結局サックスサロン通いはやめてしまいました
主な理由としては、毎年春の忙しい時期はサロンにも通えず練習時間が取れないこと。⇒演奏しない期間があると綺麗さっぱり忘れてしまう。楽器は触って覚えてナンボだと思う。そしてサックスのソロ演奏は意外と寂しいと感じてしまったこと。⇒自分の力量が足りないのもあるとは思いますが、伴奏がないとパッとしない気がした。


機会があればまた演奏したい気持ちはありますが、いつでも演奏練習できる環境が整っていて、しかもソロ演奏でないことが前提ですかね。また違う楽器にチャレンジするのもありなのかなと思っていたりもします。
約20万円したアルトサックスは処分せずに、今は押入れの中で眠り続けています。いつか再び演奏する日は果たして来るのでしょうか?


2020/06/23  追記

押入れの中で眠っていたアルトサックスですが、先日引き取り手が見つかったので手放しました。
もし今楽器を演奏するのなら、『弦楽器』かなぁ。
『楽器無し』で楽しむ方法を極めるのも面白そうだなぁ。

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