道東周遊 乗り鉄の旅を振り返って。(第2回)

こんにちは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

 2025年度下期は、北海道の乗り鉄旅をレポートしていきます。

2025/6/12(初日) 鵡川~苫小牧~白老~南千歳~帯広

苫小牧駅からは札幌~函館間を結ぶ特急北斗に乗車。やってきたのはJR北海道ディーゼル特急の主力・キハ261系。1998年の登場以降、増車や設備リニューアルが行われています。


7年前と変わったのは「全車指定席」になったこと。⇒2025年現在、特急北斗・すずらん・とかち・おおぞらが対象。いずれ道内全ての特急が全車指定席に変わる予定。
混雑する特急車内で長時間立席移動することはなくなりますが、短距離利用でも座席指定必須となるので、混雑する季節&時間帯は注意が必要かもしれません。

苫小牧から特急で一駅。白老駅にて下車します。今回の旅のメインである道東へ向かう前にここで観光タイム。


白老駅から徒歩10分の場所にある「ウポポイ 民族共生象徴空間」へやってきました。日本で失われつつあるアイヌ文化の振興拠点となるナショナルセンターです。

アイヌ語は文字のない言語であり、小文字を交えたカタカナで表記されることが多いです。

イランカラテ …「こんにちは」 という挨拶
ウポポイ …みんなで「歌うこと」

入口にはカフェも併設。アイヌの伝統料理であるオハウ(汁物)やサヨ(お粥)が味わえる。帰りに立ち寄るのが楽しみだ。

入口ゲートすぐ正面にある「国立アイヌ民族博物館 =アヌココ アイヌ イコロマケンル(私たちアイヌの宝物が入った建物)」へ入ってみます。


1Fのシアターでアイヌの歴史に関する動画を視聴(コシャマインの戦いとか学校で習って以来)した後、2Fの常設展示コーナーへ。

独特な文様が施されたアイヌの民族衣装。懐にはマキリ(狩猟刀)を携えている。

マキリは狩猟以外にも道具作りや料理の際に使われます。木製の鞘には彫刻が施されています。

「イヨマンテ(熊送り)」とは狩猟の際に捕まえた生まれたばかりの小熊を人の手で1~2年育て上げ、お土産やご馳走、歌と踊りで丁重にもてなした上で、その魂を神々の世界へと送り帰し感謝を伝える儀礼です。
実家の近所にイヨマンテという札幌ラーメンのお店があったのですが、凄い名前だったんだな。

展示物からパンフレットに至るまでの全てにアイヌ語表記がなされていますが、正直ほとんど頭の中に入ってこない。和人とアイヌ民族との言葉の壁って想像してたよりも大きかったんだな。明治時代以降にアイヌ民族への日本語教育が推し進められたのも分かる気がする。

ウポポイの中央にあるポロト(大きい湖)には様々な野鳥がやって来ます。6月中旬の北海道は半袖だとまだ寒いです。

ポロトに面した場所にアイヌ民族のコタン(集落)とチセ(民家)が再現されています。

こちらはチセの内部。時間帯によってはアイヌの衣装を着たり、アイヌの簡単な言語を学んだり、紙芝居や歌を歌ったりといった体験プログラムが行われます。


イカウシ(工房)では刺繍や木彫体験を通じて、アイヌの伝統工芸に触れることができます。

そろそろ次の列車の発車時間が近づいてきました。腹ごしらえを済ませて先を急ごう。

ん~まさかのSOLD OUTとはね。数量限定と書いてあったとはいえ、完全に油断しましたね。オハウ食べたかったわ。

ここはフードコートの「行者にんにくザンギ定食」で妥協策。
ザンギと唐揚げって何が違うの?⇒ザンギは北海道版の唐揚げの呼称で、鶏肉を甘辛濃口の醤油タレに漬けてからサクッと揚げるのが特徴。北海道米のふっくりんこと一緒にヒンナヒンナ(美味しくいただきます)。


南千歳駅まで一旦戻り、特急とかちに乗り継いで帯広へ向かいます。石勝線は石狩地方と十勝地方をショートカットする路線で、一部区間(新夕張~新得)では特急列車しか運行されていないのが特徴。

のどかな牧草地を駆け抜ける特急列車。

おやつは白老の温泉水と甘酸っぱいハスカップジャムサンド。

夕張支線は2019年に既に廃止済。新夕張駅を過ぎると日高山脈を連続するトンネルで突き進む区間へ。しかし時折、野生動物の出現によって減速する場面も。

新得駅西側の狩勝峠付近で線路は大きくカーブしながら徐々に標高を下げていきます。


新得駅を過ぎて帯広に近づくにつれて、住宅や商業施設が徐々に増えてくるとホッとする。


2025年現在、道東地方で人口1位の都市である帯広に到着です。謎の手の彫刻オブジェがお出迎え。美味しい食べ物が多い酪農王国のイメージですね。

まずは十勝名物の豚丼を舌鼓。閉店時間が早くて心配だったけど何とか間に合った。

今夜は天然モール温泉大浴場とロウリュ付きフィンランドサウナで存分に癒やされちゃうぞ~。本当は雪の中で外気浴を楽しんでみたかったけど。第3回に続きます。


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