B.B.BASEで行く鹿野山ヒルクライム(後編)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

これが本年最後の記事です。今月はブログ更新ペース失速しました😓。

マザー牧場での水分補給を終えてサイクリング再開。鹿野山山頂までの残り距離はそれほど長くないけれど、上り勾配区間がカメさんを苦しめます。

ふともも周りの筋肉はすでに酷使されてピクピクいってます。精神的にも追い詰められているのを感じる。

でもこんな時こそ冷静に。素数を数えて気を紛らわせつつ、ヒルクライムは続きます。(大マジ)

既に周辺の景色は山と空のみ。雲が近く感じます。空気も澄んでいて気持ちが良いです。


標高379m。鹿野山山頂にある神野寺(かみのてら じんやじ)に到着です。日本で4番目、関東では最古のお寺で、聖徳太子が建立したと伝えられています。こちらの本堂は江戸時代に再建されたものになります。

近くにある物産情報館にも立ち寄ってみます。面白い観光スポットないかなあ?

房総半島内陸部を走るJR久留里線。一部末端区間の廃止がJRから発表されましたね。いつまでも乗れると思うなローカル路線。来年も鉄道旅に出掛けないとなぁ。


鹿野山九十九谷(くじゅうくたに)展望公園のベンチにて小休止。

公園から房総半島内陸部を一望します。
千葉県は平均標高が都道府県ワースト1。平地部が多くて標高の高い山が少ないのが特徴。なのでサイクリングには適した環境なのです。

次の目的地はさらに内陸部にある亀岩の洞窟。映える写真が撮れるスポットのようです。

鹿野山東側の登山道は勾配10%を越える恐怖の激坂。下りではスピード超過しすぎて転倒しないように緻密なブレーキングが必要になります。
あれほど頑張って登った鹿野山を僅か10分弱で高速下山してしまった😲💨。

あとは房総スカイラインに沿って走るだけ。しかし気持ち良かったのもここまで。
ついにカメさんのふとももが限界を迎えてしまう。ペダルを漕ぐのがおぼつかない状態に。このまま先に進めば房総の山中で遭難する恐れも出てくる。

ここは勇気ある撤退。来た道を戻り国道465号線へ。東京湾を目指し西進します。

路線バスは本数も少ない上に一部時間帯は予約制にて運行。それだけ過疎化の進んだ地域だということか。

下りや平坦道ならまだ走れるけど、上り勾配区間に入るとペダリングが一気にキツくなる。何度も自転車を押して歩いてしまった。恐らく脚の筋肉の使い方が悪かったんだろうな。

ヒルクライムの時はなるべく前傾姿勢を取り、前太ももだけでなくお尻やふくらはぎなど体の後側の筋肉も一緒に使うように意識すると良いらしい。

道の途中で日本酒の酒蔵(小泉酒造)を発見。脚の怪我以来ずっと禁酒していたけれど、ちょっと休憩したいなあ。

試飲したい。試飲したいんだけど。ここで動けなくなるわけにもいかない。ああジレンマ。

酒粕ソフトクリームでここは妥協します。

酒蔵を出て間もなく、富津市街地へと入ってきました。久しぶりに発見したコンビニに思わず入ってしまう。

筋肉をスクラップ&ビルド。気休めですがプロテイン摂取して筋肉の超回復を促します。

続いて訪れたのは岩谷観音堂。雑草に覆われた入口の先にある石段を登っていきます。

小さな観音堂の社。そして、

社の裏手に開いた謎の横穴。ちょっと中へと入ってみます。



奈良時代に作られた横穴式古墳だと思われます。埼玉の物と比べると規模は小さいですね。穴の内部には仏像が彫られています。秘密基地みたい。

上総湊付近で国道127号線に入って南下。東京湾に沿って走ります。交通量多くてちょっと怖い。

今回のランチは勝浦タンタンメンと並ぶ千葉三大ご当地ラーメンの一つ、竹岡式ラーメンのお店。

豚バラチャーシューの煮汁をお湯で割ったドス黒いが塩味が効いた醤油スープ。トッピングの刻み玉ねぎ。そして乾麺を使用しているのが特徴。

家系ラーメンとも二郎系ラーメンとも異なる見た目のインパクト強いラーメンですが、醤油好きには特にオススメできる一品。このスープには味が染みこみやすい乾麺の方が確かに合っている気もする。

食後は近くにある燈籠坂大師の切通しトンネルへ。明治時代以降に石切技法を用いて人の手で岩山を切って作られました。

切通しトンネルを過ぎた先には大師堂へ向かう上り階段があります。(流石に脚が重くて上る気になれなかった。)

約6時間のサイクリング旅もこれで終わり。もう少し走りたかったのが本音だけれど、脚のリハビリとしては良かったかな。

ゴールの駅手前も坂道。ラストスパートです。


帰りのB.B.BASEが発車するJR内房線・竹岡駅に到着しました。

来年度はもっと登山やハイキングに勤しむ時間を増やしたいですね。その為にも体力維持に努めていきたいと思います。

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