墨田区散歩~本所七不思議めぐり(前編)~
こんにちは。カメさんです。
プレイした後になるとやっぱり気になってしまう。ということで今回はゲームの聖地巡りをしながら、本所七不思議に触れていきたいと思います。(ゲーム内容のネタバレなしでいきます。)
<置いてけ堀>
夕方になって釣り人が帰ろうとすると、堀の中から「おいてけー」という声が聞こえてきます。周囲に人影はなく、空耳と思って立ち去ろうとすると、途中で必ず足がすくみ、釣った魚はいつのまにかいなくなってしまう…。
魚を奪うだけでなく、魚を置いていかなかった釣り人を水の中へ引きずり込む等、怪談の内容にはバリエーションあり。犯人とされるのも野良猫や追い剥ぎであったり、河童やタヌキの仕業であったりとハッキリしない。江戸時代に端を発したといわれる本所七不思議の怪談はこういうのが多いです。
ゲームと同じ深夜1時頃に再訪してみましたが、錦糸町の夜は明るいです。
2.撞木橋跡・時の鐘(送り拍子木)
<送り拍子木>
人影もとだえ、しのつく雨のなか、割下水を夜回りが「火の用心」カチカチと拍子木を打つ。すると打ち終えたはずの拍子木なのに後から同じように繰り返してカチカチと無気味な音が人を送るように聞こえるという。
拍子木の反響した音を聞いて、驚いてしまったんですかね?必ずしも怖い話ではないのも本所七不思議の怪談の特徴。
3.南割下水通り(足洗い屋敷・消えずの行灯)
江戸時代の頃に本所南割下水が流れていた場所は、昭和になってから道路として整備されました。現在は北斎通りと呼ばれています。錦糸町と両国を結ぶ幹線道路です。この付近にも本所七不思議に関わる怪談があります。
<消えずの行灯(灯無蕎麦)>
市民の憩いの場となっている緑町公園。すみだ北斎美術館に隣接しており、江戸時代の画家・葛飾北斎が近くに住んでいたと伝わります。
江戸時代の頃、隅田川は江戸城防衛の外濠としての機能を持っていました。江戸城下町からの防災避難路として隅田川に2番目に整備されたのが両国橋です。当時の両国橋は現在の橋よりもやや下流に設置されていたと伝わります。両国橋付近にも本所七不思議の怪談が残っています。
寒い冬の夜道に、毎晩そば屋が店をはっていた。おかしなことにいつも灯はついていない。客が火を付けてやるのだが、ふっと消えてしまう。何度付けても消える。こうして帰った人の家には必ず凶事があるという。
逆に灯が消えずに燃え続ける怪談のバリエーションがあります。墨田区では屋台のお店を見掛けないですが、もしも立ち寄る際には注意しましょう…。
<足洗い屋敷>
本所三笠町に住む旗本屋敷に、夜ごと家鳴りがし、天井からひどくよごれた大足がニョキリ出る。足を洗ってやるとおとなしく引っ込める。たまりかねた主人は同僚と屋敷を交換したところ、足は現われなくなったという。
大きな足を傷つけようとすると逆襲されてしまうみたいですが、洗ってあげると大人しく引き上げてくれる。何だか扱いの面倒くさそうな人です。同僚はよく屋敷を交換することを承諾してくれましたね…。
4.緑町公園(津軽の太鼓)
さらにこの付近にはかつて陸奥弘前藩津軽家の屋敷があり、屋敷の火の見櫓は火災を知らせる際、板木の替わりに太鼓を鳴らしていたといいます。
これはちょっと怪談とは言い辛い。津軽地方には直径が十尺(約3m)の大きさを誇る「津軽情っ張り大太鼓」があり、弘前のねぶたまつりなどでその轟音が披露されるそうですね。
5.両国橋(片葉の芦)
江戸時代の頃、隅田川は江戸城防衛の外濠としての機能を持っていました。江戸城下町からの防災避難路として隅田川に2番目に整備されたのが両国橋です。当時の両国橋は現在の橋よりもやや下流に設置されていたと伝わります。両国橋付近にも本所七不思議の怪談が残っています。
<片葉の芦>
本所藤代町の南側から両国橋の広小路に渡る駒止橋の下を流れる隅田川の入堀にはえていた「あし」は、双方に葉がでずに、片側だけにしか葉がでていないので「片葉のあし」と呼ばれ、不思議がられたという。
その昔、本所横網町に住んでいた留蔵という男が、三笠町のお駒という娘に惚れました。留蔵はお駒に近づきますが、お駒は一向になびきません。腹を立てた留蔵はお駒を殺害し、片手片足を切り落として堀に投げ込みました。それ以来ここに生える芦は全て片葉になりました…。
本所七不思議の中でもなぜかこの怪談だけ妙に猟奇的でリアルな内容なのです。少しは涼しくなってきたでしょうか?後編に続きます。



















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