碓氷峠超えに挑んできたので。(中編)

おはようございます。カメさんです 。 ⇒前回はコチラ

朝11時の集合時間が近づいてきました。鉄道文化むらに隣接する安中市の観光案内所にて受付を済ませます。


今回応募したのは安中観光機構が主催する「信越本線 廃線ウォーク」というイベント。旧信越本線廃線トンネルを歩いて、高低差550mの急勾配区間である横川⇒軽井沢間11kmを踏破します。

平日でしたが20人程の参加者が集まりました。カメさんのような鉄道ファンだけでなく、年配の方や外国人の方も参加されていました。その他、雑誌の取材で訪れている人達も。

ウォーキング中は現地ガイドからの注意や説明を受けることができます。イヤホンを一人ずつ渡されるので非常に分かりやすかったですね。

スタート地点から歩く他、鉄道文化むらのトロッコ列車に乗って途中までショートカットすることも可能です。


EF63の重連に見送られ、いよいよウォーキング開始です。
旧信越本線の上り線は舗装されて遊歩道として整備されています。

碓氷峠の鉄道建設での殉職者を祀る鎮魂碑に両手を合わせます。

熊が出るかもしれないけど、皆で歩けば怖くない?

頭上には架線柱。キロポストもそのまま残されています。線路は現在、安中市の所有となっているそうです。

上信越道の高架橋の下を通ります。振り返ると遠くに裏妙義が見えます。10月下旬ですが、今年の紅葉は例年より遅いです。

ほどなく重要文化財である「旧丸山変電所」に到着。明治時代に建設された煉瓦造の外観。当時最先端の技術で、ここから碓氷峠を走るアプト式電気機関車へ電力を送っていました。


この日は群馬県民の日ということで内部公開が行われていました。もちろん現在は使用されていないので何もないのですが。


アプト式鉄道が現役稼働していた頃の写真が展示されていました。

アプト式鉄道の時代は、丸山変電所から先の区間を単線にて運行していました。ここから先、碓氷峠の登り勾配が始まるのが分かりますね。

小休止を終えてウォーク再開。鉄橋の基礎部分には煉瓦橋の痕跡がみられます。恐らくアプト式鉄道時代のものでしょう。

登り勾配の遊歩道を黙々と登っていきます。10月下旬、日中はちょうど良い暖かさで絶好のハイキング日和ですね。



温浴施設・峠の湯が併設された「碓氷峠の森公園」に到着です。ここで待っていたのは…。


峠の釜めしだー!


お尻がヒンヤリする廃線レールベンチに腰掛けてランチタイム。

公園の周辺を見渡すと謎の石垣を発見しました。Googleマップで調べてみると、この辺りには武田家の支城である愛宕山城(碓氷城)があった模様。カメさんの城跡を見極める目も肥えてきているようだな。

昼食タイムを済ませると、レンタル品のヘルメットとライトが各自に支給されます。早速装着。


ここからは通常の遊歩道からコースを外れて、普段立入り禁止の旧信越本線の線路を歩いて行きます。いよいよ廃線ウォークの本番です。

現在の勾配は63‰。最大勾配まであと少し。

レール同士の締結部についての説明を受けています。

今回は信越本線の下り線を歩いていますが、軽井沢⇒横川の上り線を歩くツアーも実施されています。年間70回ぐらい廃線ウォークは開催されています。

下り線最初のトンネル。ここから計18箇所のトンネルを越えて軽井沢を目指します。後編に続きます。



コメント