中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第10回)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

呉市のご当地キャラクターである「呉氏」。穏やかでクレバーだが、何にでもすぐに熱中するクレイジーさも併せ持つ。でもクレームには弱い。(公式HPより)

2023/10/25(3日目) 呉~広島

海上自衛隊のお膝元を観光中。次はてつのくじら館に隣接する「大和ミュージアム」に入ってみます。



太平洋戦争当時最大級の超弩級戦艦「大和」が建造されたのは、呉海軍工廠。
ミュージアム中央には1/10スケールの大和のレプリカが展示されています。1945年4月に沖縄へ向かう際に連合国側の猛攻を受けて沈没し、現存はしていません。

敵戦艦を一撃で沈める威力がある46cm3連装主砲×3を始め、当時の最新技術の粋を集めて製造されたロマン溢れる戦艦。そして大和型二番艦・武蔵を最後に日本で戦艦は製造されていません。


「宇宙戦艦ヤマト」のモチーフにもなっています。その気になれば波動砲や波動エンジンも搭載できそうだな。ヤマトの作者である故・松本零士は大和ミュージアムで名誉館長を務めていました。

実物大の零戦戦闘機も展示されていました。

現在呉で造船しているのは、海外から原油を運搬する大型タンカーが中心です。艦首の形状などには戦艦の面影を感じることができますね。

造船の町・呉。港湾には大型クレーンを多数確認できます。自衛艦や米軍艦を修理するドッグは現在も稼働中です。

フェリー乗り場もあります。愛媛・松山や広島・宇品港にアクセスできます。船での移動も楽しそうだけれど。

(24本目)呉線 227系0番台

残念だがカメさんにはJR完乗という使命がある。再び呉線に乗車して広島中心部へと向かいます。

呉市から40分。中国地方最大の都市・広島に到着です。広島駅前では現在再開発事業が進行中。駅前から発着する広島電鉄の路面電車も、再開発後は高架の新線へと切り替わる予定です。

(25本目)広島電鉄 5100形 グリーンムーバーマックス

5両編成の路面電車であるグリーンムーバーマックスに乗ります。

超低床車両で通路幅も広く取られておりバリアフリーに完全対応。広島市内の足として大活躍中です。


今日と明日の2日間宿泊するホテルにチェックイン。


年季の入った建物ですが、西洋風の内装が気になり予約してみました。

ホテルの近くを流れる京橋川を渡れば、繁華街はすぐ目の前。早速夕食を食べに出掛けます。


今夜のターゲットはお好み焼き一択。まずは事前に調べておいた新天地にある「お好み村」へ。一つのビル内に20以上のお好み焼き店が集結している聖地。しかしビル内は外国人客や修学旅行の学生で混雑していた。並ぶのはちょっとヤダなー。

少し引き返して、来る途中にあったお好み焼き店に入ることに。店の名前が幼馴染みの名前と一緒だったのも決め手になった。

広島と言えば東洋カープ。ジャイアンツファンの顔をしないように気を付けないと…。

まずは牛すじ煮込みを肴に、今日も一日移動おつかれ生です。

ビールで喉を潤しながら、カウンター目前でスタッフが作るお好み焼きが出来上がるのを待ちます。


そして焼きたての肉玉お好み焼きが登場。焼きそば、豚肉、ネギ、キャベツの上に薄いお好み焼き生地を乗せて焼く「重ね焼き」が広島風の特徴です。ソースもやや甘口。

お腹も一杯になり、広島の夜の街へと消えていったカメさん。明日も一日、大移動が待っている。第11回へ続きます。

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