DDTプロレス旗揚げ25周年記念大会に行ってきたので。(中編)

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引き続き、2022年3月に開催されたDDTプロレス25周年大会の観戦レビューです。

第一試合からいきなりタイトルマッチ『KO-D10人タッグ』。まずはダンシングスター・平田一喜、バラエティ班長・大鷲透、ごんぎつね・アントーニオ本多、女子大生型バトルドール・ヨシヒコが入場。

対するは、蛇界転生・ポイズン澤田JULIE が率いるDDTレジェンド軍団。ダンス、呪文、創作昔話など、超常対決がリング上で繰り広げられる。

第2試合は、赤井沙希vs雪妃真矢。DDTにレギュラー参戦している女子レスラーのガチンコ対決は一転して華やかに。

第3試合はDDTの大社長・高木三四郎と、アメリカのプロレス団体AEWからゲスト参戦した中澤マイケルが、反則裁定なしルールでぶつかり合う。


試合は凶器を使用したハードコアマッチへ発展。最後は音を上げたマイケルが大社長に「I'm sorry」して決着。

そしてDDTとAEWが提携することを約束して仲直り。

大会中盤の山場は、タレントでありプロレスラーである LiLiCo の引退試合。

純烈の小田井涼平や他のメンバーもセコンドとして応援に駆けつける。

引退試合の相手は、泣く子も黙るフェロモンズ。男色”ダンディ”ディーノ、飯野”セクシー”雄貴、今成”ファンタスティック”夢人。怪しいBGMをバックに入場。



楽には引退させないと言わんばかりに、服を脱ぎながらあの手この手でLiLiCo with 純烈を追い込むフェロモンズ。

スローモーション演出を経て、LiLiCoを守るため涼平が最後の反撃。

しかしLiLiCoが男色ディーノに負傷している膝を固められ、堪らずギブアップ。

試合が終わってもLiLiCoを追い込むフェロモンズを、アンドレザ・ジャイアントパンダが成敗。



そして引退セレモニー。高木大社長からの花束贈呈、小田井涼平&純烈のプロポーズ熱唱を経て、LiLiCoはプロレスラーから普通の女の子へと戻った…。


DDTの試合は毎回こんな感じで展開されます。プロレスリング・ノアの試合では純粋にプロレス技の攻防を魅せる感じなのに対して、DDTプロレスはお笑い要素があったり、凶器の使用が認められるハードコアの試合があったり、試合前だけでなく試合中にもマイクパフォーマンスをしたり、一言でいうと「何でもあり」。レスラーの個性を最大の武器にして、魅せる感じが強いです。他のプロレス団体とは文化が全く異なるので、単純比較は不可能に近い。後編に続きます。

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