2020年春のダイヤ改正なので。

こんばんは。カメさんです。
先日2020年春のダイヤ改正が実施されました。特に気になった2点について、現地で確認してきました。

◎東武アーバンパークライン(野田線) 全線で急行運転開始


新型車両導入など、沿線イメージアップを推し進めているアーバンパークライン。今まで大宮~岩槻~春日部間で急行運転をしていましたが、今回の改正で急行の運転区間が全線に拡大されました。



停車中の『急行 船橋行』。ダイヤ改正により日中は急行が毎時2本運転となった。今まで大宮~船橋を乗り通すと90分超掛かっていたのが、急行で最短76分で行けるように。学生の頃に野田線で大宮~船橋間を乗り通したことがあるが、走行速度が遅い上に各駅停車のみだったのでストレスを感じた記憶がある。あの頃に比べると野田線は着実に進化している。

~JR線との比較 ※乗換時間含まず~

大宮~柏~船橋(アーバンパークライン急行・直通)…76分 817円
大宮~南浦和~西船橋~船橋(武蔵野線経由)…60分 935円
大宮~東京~船橋(上野東京ライン&総武快速線経由)…57分 935円 


運賃面では東武有利だが、所要時間面ではJRに遅れを取っている現状。春日部~運河間が単線である為に急行の通過運転ができないのがネック。複線化整備すれば更なるスピードアップも望めるかもしれないが、建設にはお金も時間も掛かります。大宮~船橋間の移動需要がそこまであるのかも少々疑問。スピードアップは今回で一段落して、今後は特急運転等のサービスを一層重視するのではと予想してます。


春日部駅の野田線ホームに昔から存在する立食いラーメン。コロッケラーメンを久しぶりに味わう。春日部駅の高架化工事が始まったら無くなるかもしれないので、今のうちに食べておく。

◎山手線30番目の駅開業 高輪ゲートウェイ駅



京急線の泉岳寺駅から地上に出て第一京浜へ。泉岳寺交差点から新駅へのアクセス路が開通していました。



歩くこと数分、高輪ゲートウェイ駅へ到着。


現時点では暫定開業。オリンピック観戦もできる駅前広場はまだ閉鎖されて入れなかった。ここでも新型コロナ騒動が影響してるみたい。


新型の自動改札機に、


今後OPEN予定の無人キヨスク、


運行情報など何でも質問できる情報パネルも設置。


改札階からホームを見下ろす。まるで銀河鉄道999のアンドロメダ終着駅のような、開放感溢れる未来の駅という感じが前面に出ている。「ゲートウェイ」とカタカナを付けたくなるJRの人の気持ちも分かるような気がしてきた。改札階の上にもフロアがあり新たな店舗がOPEN予定。

◎おまけ 提灯殺しのガードがもうすぐ無くなる。 高輪橋架道橋


泉岳寺駅からすぐ近く、JRの線路下を潜るガードが高輪ゲートウェイ周辺開発の一環で廃止になる見込み。横断道路が新たに整備される予定。



タクシーの提灯が壊れたことから提灯殺しのガードと呼ばれている。高さ制限1.5mなので、カメさんの愛車スペイドでも通行できない。今回は徒歩で渡ってみる。


身長170㎝前半のカメさんでも頭を傾けないと歩けないほど、天井の低いガード下。しかも距離が結構長い。直上を走る電車の走行音も大きい。


慣れてる人はヘルメットも被らずに余裕で自転車に乗って走っている。もしも頭をぶつけたら大ダメージ必至。見ていてちょっと怖いと感じた。


ガードを抜けると目の前には芝浦運河と東海道貨物線が現れる。遠くには東京タワーも。JRの羽田空港アクセス線構想がもし実現するなら、この貨物線を電車が走ることになりそうだ。周辺はマンションばかりで何も無いので、ガードを潜って引き返すことに。少々首が疲れました。


車が通行できるのが4/12まで。その後年内には通行止となる見込み。無くなる前に一見の価値ありです。

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