和暦について考えてみたので。

こんばんは。カメさんです。


昨日は新しい元号が発表されるということで、TV特番をリアルタイム視聴していました。改元は自分が小学生の頃以来、当時官房長官だった小渕元総理が新元号を発表するシーンは印象強く残っております。
新元号は『令和(REIWA)』。⇒発音しにくい気もしますが、まだ慣れていないだけかもしれません。言葉の響きは良いですね。

ところでビジネスの場面においては、文書に西暦と和暦が混在していると紛らわしいと感じてしまいます。和暦だと改元の度に修正する手間があるので、最初から西暦で表記統一した方が効率良いよね?、と正直自分も思います。
明治以降の元号は全て、新天皇即位の際に改元されています。しかし明治以前は今よりもっと頻繁に改元されていました。大きな戦乱や天災が起こったタイミングで改元されることが多かったようです。⇒もしかしたら太平洋戦争終戦や、度重なる大震災のタイミングで改元されていた可能性もあるのかも。

頻繁に元号が変わる和暦、それでも使い続ける理由は?

・時代の節目が一目で分かること。
⇒『昭和』と言われれば、どんな時代だったのか容易に想像しやすい。元号には歴史と密接な繋がりがある。『文久』=薩英戦争、『嘉永』=黒船来航、などなど。

・古来から続く日本独自の文化の一つであること。
⇒元号の始まりは飛鳥時代と言われている。そして今回の『令和』は日本古典の万葉集から初出典とのこと。カメさんは学生の頃から古典にあまり興味がない(=成績は最悪)のだが、日本の歴史上においても特筆すべきことであることは雰囲気からも十分伝わった。

ビジネス文書においては西暦表記で統一して欲しいのは間違いないけれど、和暦は廃止すべきではないとカメさんは思います。むしろ積極的に改元はすべきなのかもと今回思ってしまいました。大きな事件・天災が起きた記録が歴史に残ると同時に、時代を一旦リセットすることで心機一転し景気も向上したり、しないですかねえ…。

平成から令和への改元は新天皇が即位する5/1からです。先走って和暦に『令和1年』と書かないようご注意下さい。

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