日本の歴史探求旅 ~滋賀&福井.etc~(第4回)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ



夜が明けて、朝霧の掛かる幻想的な雰囲気の琵琶湖沿いを散歩中。


昨夜ははっきりと見えなかった大津京の大型マンション群。そして近くにはボートレース場もありました。

見慣れない外来魚回収BOXを発見。琵琶湖では生態系保護の目的で、在来魚の食害や繁殖力の高さが問題となっている外来魚(ブルーギルやブラックバス)の再放流が禁止されています。


大津港に停泊中の『琵琶湖クルーズ船ミシガン』。音楽やパフォーマンスを楽しみながら食事を楽しめるミシガンクルーズは毎日運行中。不定期ですが琵琶湖を周遊する島めぐりツアーも開催されています。中々面白そう。

京阪電車が走る『びわ湖浜大津駅』へとやってきました。ここは日本でも珍しい景色が見られる鉄道スポットの一つ。


びわ湖浜大津駅を出発後、ほぼ直角のカーブを曲がりながら道路中央を走行する京津線の電車。路面電車やLRTではなく4両編成の一般通勤電車が道路の真ん中を走る光景はここ以外ではお目に掛かれないと思う。

電車は旧東海道と並走しながら山を越えて、京都市内の地下鉄へ直通運転しています。


一旦ホテルに戻って朝食バイキング。この日は朝カレーの気分でした。

近江名物であるサラダパン。たくあんのマヨネーズ和えを挟んだ惣菜パンで、コリコリした食感が味わえます。

売店のとび太くんグッズに心を奪われそうになるも、何とか思いとどまった。

2025/11/27(2日目) 石場~坂本比叡山口


チェックアウトを済ませ、まずは京阪電車・石山坂本線に乗って移動します。

途中まで通勤通学ラッシュで大混雑だった車内も、終点が近づくにつれてガラガラに。坂本比叡山口に到着です。



比叡山延暦寺の門前町である坂本周辺には100近い寺社が集まっています。まるで比叡山を守っているかのよう。坂本城主であった明智光秀ゆかりの地でもあります。


『穴太衆積み』と呼ばれる特徴的な美しい石垣のある街並みです。



天台宗の本拠地である比叡山延暦寺へのアクセスとして建設された坂本ケーブルは日本一の長さ。(ちなみに日本最古はコチラの生駒ケーブル)
しかし時間的制約もあり、今回は比叡山延暦寺の参拝を諦めることに。

代わりに参拝することにしたのは、ケーブル坂本駅の至近にある『日吉大社』。全国に3800社あるといわれる「山王さん」の総本営となる神社です。(東京都内だと永田町の山王日枝神社が有名)山王とは山の神のこと。
日吉大社では比叡山周辺の神々を祀っています。また平安京や比叡山延暦寺の守護社として昔から崇拝されてきました。

上に山が乗っかったような独特な形状の「山王鳥居」を潜ります。


境内ではもみじ祭りが開催中。見事な紅葉が出迎えてくれた。

日吉大社において猿は神の使いだと考えられています。神猿「まさる」と呼ばれ、魔除け厄除けの象徴として境内のあちこちに飾られています。

猿と言えば日光東照宮の三猿を思い浮かべてしまう。徳川家康の相談役であった南光坊天海は天台宗の僧侶であり、東照宮建立の際にこの日吉大社の神猿を取り入れたと考えると納得してしまう。

山の神様が祀られている山王七社の内の一社である「白山宮」。

同、「樹下宮」。

そして国宝指定されている「東本宮」を参拝。祀られている大山咋神(おおやまくいのかみ)は農耕を司る比叡山の神様で、日本最古の書物である古事記にも記載されています。

日吉大社のルーツは弥生時代の山岳崇拝。その後山麓に神様を祀る社殿が建てられていったと伝わります。これらの社殿に共通するのは1590年代に建てられた建築物だということ。戦国時代の織田信長による比叡山焼き討ちの際に一度焼失後、豊臣秀吉や徳川家康の庇護の元で再建された社殿が修復を繰り返しながら現代まで残っていることになります。

大宮川に掛かる二宮橋は年1回の儀式の際にのみ渡ることができます。すぐ横のアスファルト橋を渡って神域を出ます。駆け足気味の参拝になってしまい山王七社を全て回れなかったのは残念。またいつか訪問しましょう。

日吉大社を出発後、琵琶湖方面に向かって歩きます。

JR湖西線の比叡山坂本駅。ここから次の目的地へと移動します。第5回へ続きます。


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