私にとってのお金の価値は。(後編)

こんにちは。カメさんです。

前編にて、貯金すること ≒ 自分の幸せだと書きました。ここで強調したいのは、『 ≒ 』であり、『 = 』ではないということです。この考え方は両親を見て学んだものです。

自分の母は昔銀行勤めであったらしく、お金に対しては(恐らく自分以上に)シビアであります。あんまり出掛けたりせず、外食もせず、とにかくお金を使いたがらないです。家のローンも随分早く返済し終わったと聞いております。
自分の父は、お金の使い方についてはルーズな所があったようです。欲しいものについては結構お金を掛けていたようです。(例えば車とか。調べたら当時の高級スポーツクーペだった。)
一時期自分の両親は大喧嘩して別居生活をしておりました。その時喧嘩の切っ掛けになったのも『お金』です。
どうやら父がギャンブルにハマり、借金を作ったのが原因だったようです。

正直に言うと、当時中学生だった私は父が一方的に悪いと思っていました。しかし今振り返ると、この大喧嘩の本当の原因は両親の金銭感覚のギャップにあったのでは?と考えるようになりました。
父については、人様に借金を作ってまで遊びに興じたのは許されないと思います。しかしそうなってしまったのは家のローン支払いや自分達の養育費を気にしすぎて、仕事で稼いだお金が使えずにストレスを貯め込んでいたからではないか⇒母が出費を縛りすぎたのが遠因になったのではないかと考えています。
母については、ローンを減らし貯金を増やすのは良い事なのですが、普段の生活費を必要以上に切り詰め過ぎていた中、父の借金が明るみに出た際に激しい怒りを感じてしまったんだと思います。

別居生活が終わった後、生活出費が明らかに緩くなったと感じました。⇒外食機会が増えた気がします…。大学卒業直後も正社員就職先は見つけていませんでしたが、親の脛をかじって負担掛けるのはいけないなと感じ家を出ることにしたのです。(一人暮らししてみたかったのもありますがね。)



結局この件で自分が学んだのは、『貯金をし続けること』と『ストレスを貯めない程度に出費をすること』のバランスが重要だということです。お金はただ貯めるだけでなく、自分の夢や幸せの為に使うことも同じくらい大事だということは今後も覚えておきたいのです。

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